カンボジアの奥深いジャングルに眠るアンコール遺跡は、カンボジアの北西部、トンレサップ湖の北部にあったアンコール王朝時代の遺跡群です。20世紀後半に20年以上も続いた内戦で遺跡は荒れ果ててしまい、ユネスコは1992年に世界遺産(文化遺産)として認定するとともに、危機遺産リストに登録しました。その後、外国からの支援やカンボジアの多くの人たちの努力によって修復は徐々に成果を挙げたため、ユネスコは2004年に「アンコ-ル遺跡群」を危機遺産リストから除外しました。
世界遺産として有名なアジア最大の石造寺院アンコール・ワットをはじめ、1,000を超える石造建築の大遺跡群は、9世紀から600年間にも渡って巨大国家『アンコール王国』によって築かれました。アンコール遺跡群はクメール王朝時代の首都の跡でした。スーリヤヴァルマン2世(1113-45年)とジャヤーヴァルマン7世(1181-1201年)とによって、建設されたと言われています。スーリヤヴァルマン2世が特にアンコール・ワットの建設を行い、またジャヤーヴァルマン7世がアンコール・トムの建設を行ったようです。
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