ヨルダンの中南部にあるペトラ遺跡は、紀元前2世紀ごろに遊牧民ナバタイ人が築いた岩山都市で、死海とアカバ湾の間にある渓谷に位置しています。このベトラとは、ギリシャ語で「岩」を意味する言葉でした。1985年に、ユネスコの世界遺産「(文化遺産)に登録されました。
西にガザ、北にダマスカス、そして紅海にも近いという事から、ベトラはアラビア、エジプト、シリア、フェニキアなどの交易の要衝地として栄えました。しかし、106年にローマ帝国によって征服されています。立地条件の良さから、紀元前1世紀ごろからは古代ナバテア人の有力都市として栄えました。ぺトラの特徴は、スパイス交易の拠点機能と治水システムがあげられます。雨が降ると鉄砲水となって渓谷内を流れました。そこでナバテア人達は、ダムを作って鉄砲水を防ぎ、さらに水道管を通して給水システムまでも作り上げたことが分かっています。
岩をくりぬいて築かれた、高さ30メートルを超える「王の宝物殿」と呼ばれる建造物は、見事な円柱や細かな装飾も全て岩を彫られたものです。
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ペトラ遺跡(ヨルダン)
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