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ケルアン(チュニジア共和国)

首都チュニスから南へ160キロメートル離れた所に位置するケルアンはチュニジアの都市で、スーク(市場)がとても有名です。壁に囲まれているメディナ(旧市街)の中にあり、ここでは絨毯、壺、革製品などが商品として売られています。この街はスーク以外にも見所があります。それは、グランド・モスクで、その列柱のほとんどは初期の建築物の遺跡から取ってきて創られています。この町は7世紀にアラブ軍が築いた、北アフリカで最初のイスラム都市ですが、もともとはフェニキア人(カルタゴ人)が住んでいました。ケルアンは、メッカ、メディナ、エルサレムに次ぐイスラム第四の聖地(聖都)とされています。中東のダマスカスから遠征してきた将軍ウクバがビザンツ軍を破り、このケルアンに都を築きました。イスラム教の開祖ムハンマド専属の理髪師がこの地に眠っていることから、将軍ウクバはケルアンを聖都と定めました。伝説によりますと、そのイスラム教の開祖ムハンマド専属の理髪師はムハンマドのあごひげを肌身離さず持ち歩いていて、あごひげと共にこの地に葬られました。その場所は「シディ・ウクバ(聖なる友人)霊廟」と呼ばれていて、世界各地から多くの参拝者が訪れています。

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