チュニジアの内陸部に位置するドゥッガ(またはトゥッガ)は、アフリカにおいて最大級の規模を誇るローマ時代の遺跡があります。このローマ遺跡は、実はおよそ100年前まで土の中に埋まったままでした。100年前まで土の中に眠ったままのドゥッガの遺跡の上には、土が覆いかぶさり民家が立ち並んでいました。しかし、フランスの考古学者らによって発見され、民家は別の場所に移動されました。発掘が始まると、土中からは市場や浴場、劇場など数多くの遺跡が見つかり、ローマ時代の都市の全貌が明らかになりました。その中でも特に、貴族の館の床から見つかったモザイクはとても貴重なものでした。彩り鮮やかな天然石をふんだんに使用した見事な絵画も見つかっています。それはギリシャ神話をモチーフに描かれた「ユリシーズ」や「ディオニソス」のモザイクで、ローマ人の繊細さを伺うことができます。ドゥッガ(またはトゥッガ)とは、「牧場」を意味しています。1997年に、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
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ドゥッガ遺跡(チュニジア共和国)
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