イスラム都市カイロ(エジプト)
ギザのピラミッドで有名なエジプトですが、このギザのピラミッドから東へすぐに広がっているエジプトの首都カイロも、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されていて、多くの方に知られています。ナイル川の交通の要衝地でもあり、イスラム世界における学術、文化、経済の中心都市でありつづけた中東屈指の大都市です。カイロの中心となる市街は、ナイル川の東側に位置し、ナイルを挟んで対岸の西側にはピラミッドで有名なギザの町があります。また南側には、古代エジプトの中心都市の一つだった、メンフィスの街があります。カイロ市街には、至るところにミナレットと呼ばれる塔がそびえ立っています。その数はざっと千にもおよぶと言われていて、中世の時代からカイロは『千の塔の都』と称えられてきました。
カイロには、アイユーブ朝やマムルーク朝のスルタンやアミールなどといった有力者達によって盛んに建築事業が行われた都市で、街の至るところに建てられたモスクをはじめ、多くの歴史的建造物が立ち並ぶイスラム都市として発展しました。
