日に同一銘柄を売買する場合

差金決済に該当するといっても、同じ日に同じ銘柄を何度も売買したいということもあるはずです。
とくに、値動きのいい銘柄は上げ下げを繰り返し、1日のうちに何度も買いのタイミングがあります。
せっかくのチャンスを黙って見ているわけにはいきません。仕掛けて利援に結びつけるべきです。
では、そのような場合はどうすればよいのでしょうか。
答えは簡単。信用取引を利用すればよいのです。
◯◯時◯◯銘柄A株価800円1000株現物買い
◯◯時◯◯分銘柄A株価850円1000株現物売り
叩時犯分銘柄A株価860円1000株信用買い
2回目以降からは、信用取引で買えば差金決済に該当しません(1回目から信用取引を利用しても該当しません)。
差金決済は、現物取引による同一目、同一銘柄の繰り返し売買の場合のみ、該当します。
ですから、2回目以降は信用取引に切り換えれば、同一日に同一銘柄を何度も売買できるわけです。
板に慣れる
板を見て売買したことがないという人もいるはずです。デイトレードにとって、板は必要不可欠。
私は、板を見ないで、デイトレードの仕掛けをしたことがありません。
板は、買い注文と売り注文の状況をリアルタイムで見ることができます。
ほとんどのネット証券では、口座を開設すれば、サービスとして無料で板情報を提供してくれます。
おすすめは、株式会社QUICKの「QUICK情報」です。
板画面が見やすいため、長年利用しています。QUICKの場合、銘柄コードを入力して株価ボードを聞き、「複数気配値」をクリックすると板の画面が聞きます。
注文が見られるのは、東証(一部、二部、マザーズ)が買い5本(段)に売り5本、大証(一部、二部、ヘラクレス)が買い3本に売り3本、ジャスダツクが買い5本に売り5本です。
たとえば、現在の株価が200円だとします。
中央に並んでいる数字(196から205)は株価です。その横にあるのが注文数です。右側が買い注文、左側が売り注文になります。図の例でいえば、200円に6000株の買い
注文が入っており、201円に3000株の売り注文が入っているわけです。
仮に、201円に1万株の買い注文が入ったとしましょう。201円に入っている3000株が誰かに買われたわけです。すると、板は町ページの中段の図になります。買い注文の先頭
は201円の7000株になりました。1万株出された買い注文のうち、すでに入っていた売り注文の3000株だけが約定したわけです。板はこのように動きます。
これは注文が入っていない状態です。この場合、197円に買い注文が入っていないことを表します。
デイトレードでは、板の値動きや注文の状況を瞬時に判断しなければ、利益を出すことが難しいわけです。
また、板は、株価や注文状況を知るだけでなく、他のトレーダーの動向を探るのにも使います。株の売買は自分一人で行っているように勘違いしがちですが、そうではありません。株は
市場に参加している「誰か」から買うわけですし、決済のときも「誰か」に売るわけです。
誰かとは他のトレーダーのことです。詳しく述べますが、他のトレーダーの行動を先読みすれば、利益に結びつけることができます。板を見ることによって、先を読むことができます。
板は欠かせません。板を見て売買したことがない人は、まず板に慣れるようにしまよう。

上っ放れ

好材料が出ていないのに、とつぜん上昇しはじめ、日足チャートを見ると、「保ち合い」から上っ放れしていることがよくあります。
しかし、テクニカルだけでは上値が限定的なので、分足でタイミングを見計らって、カラ売りを仕掛けることもあります。
-出来高の推移
トレーダーの関心度は出来高に現れます。出来高が多ければ、関心度は高く、出来高が少なければ、関心度は低いということです。関心度が高ければ、株価が一方向に動いたとき、多く
の注文が入ってくるため、値幅が大きくなります。とうぜん、大きな利益を得るチャンスがあるというわけです
移動平均線との剥
短中期の投資ではこの日足をファクターにして売買している人はたくさんいます。とくに、移動平均線を売買の判断に使っている人が多いようです。
その一例を紹介しましょう。
時間に余裕があれば、日足チャートを見て、25日移動平均線との剥離をチェックしておく事をお勧めします。
5分足チャートの9時10分頃、株価1万6000円のところで、急反発しています。出来高をともなった長めの陰線で1万6000円まで下落し、すかさず、それを上回る出来高の陽線が出ました。
この反発は単なる偶然ではありません。日足チャートを見ると、丁度、移動平均線で弾んでいることがわかります。7月平均は1万6720円。このラインまで下落したところで、買いが入ったわけです。平均まで下落してくるのを待っていた人が多くいたのでしょう。
デイトレードでは平均だけで、仕掛けるのはリスクが高いと思いますが、平均値の近辺で反発するときに、分足チャートでシグナルが出ることが多いので、チェックしておきましょう。
日足チャートだけで売買タイミングをつかむことはできませんが、分足チャートと併用する」円のタイミングをつかめることがあります。
時間があるときは、日足チャートも見るようにしましょう。
仕掛けには、順張りと逆張りの二通りがあります。
順張りは値動きに合わせて(逆らわず)仕掛けることをいいます。買いでは上がっていく株価に乗っていくように仕掛け、カラ売りでは下がっていく株価に仕掛けるわけです。
株価の動きに逆らわないので、初心者でも比較的簡単に仕掛けることができます。
逆張りは値動きに逆らって仕掛けることをいいます。買いでは株価が下がってきたときに仕掛け、カラ売りでは株価が上がってきたときに仕掛けるわけです。
株価の動きに逆らうため、仕掛けるタイミングが難しいといえます。タイミングを間違えると、買った直後に株価が更に下がり、カラ売りした後、更に上がり、仕掛けてから1分も経たないうちに大きな含み損が出ることもあります。逆張りで大損をした経験があるという人も多いことでしょう。
初心者にとっては、タイミングをつかむのが少し難しい仕掛けです。
また、仕掛け注文の出し方は、順張り逆張りでは少し違います。順張りの場合、値動きについていくわけですから、値を追いかけるように注文を出します。